集積回路
ＩＣ（integrated circuitの略）とも呼ぱれる。トランジスター、ダイオード、抵抗、容量などの素子を一つの基板上または基板内に分離できない状態に結合してある超小型回路。代表的な集積回路は半導体集積回路で他は基板の表面に付着された膜を利用する膜集積回路、これらを組み合わせた混成集積回路などがある。1辺が2mm程度の基板上に数十ないし100個程度の回路素子を作りつけた小規模のものから、1辺が5mm程度の基板に数千個から数万個の素子を組み込んだ大規模集積回路（ＬＳＩ）と呼ばれるものそしてさらに多数の素子を含むことが可能な超ＬＳＩもある。集積回路を用いると非常に小さな装置で多くの情報を処理することができ、また個別部品を組み合わせた回路に比べ信頼性も高くなる。