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オーディオ用語(ステレオ装置)

・イコライザー

イコライザー 周波数特性を平たんにする装置をいうが、音質調整のために周波数特性を動かす装置にもこの名称が用いられる。SN比、ききたい信号Sと雑音Nとの電圧比でデシべルで表す。SN比が40デシべルとあれば信号と雑音の比が100対1、60デシべルとあれば1000対1となる。

・エフゼロ

最低共振周波数のことで、スピーカーやレコードプレーヤーのアームのエフゼロは低音再生限界に影響する。

・オーバーハング

カートリッジの針先をターンテーブルの中心にもっていったとき、中心から針先までの10数mmの距離をいう。

・音圧レベル

音の強さを示す値。0.0002マイクロバールの音圧を0デシべルとして表す。1マイクロバールは74デシべルとなる。

・クリックノイズ

増幅器の電源を切ったり、切り換えたりするとき発生するパルス的な雑音。かなり大きな電圧が発生するのでスピーカーに悪い影響を与えることがある。

・ク口スオーバー周波数

いくつかのスピーカーを組み合わせてスピーカーシステムを構成するとき、それぞれのスピーカーの受け持つ再生帯域の移り変りの周波数をいう。

・高調波ひずみ率

増幅器などである周波数の正弦波を入力に加えたとき、出力に現れる高調波成分をもとの周波数成分に対するパーセント比率で表したもの。

・コンプライアンス

カートリッジの針先やスピーカーのコーンなどの動きやすさ、柔らかさのことで、周波数の関数。逆数をスティフネスという。

・混変調ひずみ率

装置にニつの信号を同時に加えたとき、装置の特性にひずみがあるとそれぞれの信号がひずむだけでなく、お互いが影響し合ってさらに別のひずみを生ずる。これをパーセント比率で表したもの。

・出力音圧レベル

スピーカーに1Wの入力を加えたとき、スピーカー軸上1mの距離の点での音圧レベル。

・ダイナミック出力

ミュージックパワーともいい、瞬間的な最大出力の無ひずみの限界を示す。

・ダイナミックレンジ

機器が取り扱いうる最大と最小の信号レべルの範囲。デシべルで表す。

・ダンピングファクター

パワーアンプのスピーカーに対する制動効果を表す量で、5〜7以上の数値が望まれる。

・チャンネルセパレーション

チャンネル間の分離性能のこと。カートリッジで20〜30デシベル、増幅器で50〜70デシべル程度といわれている。

・ハウリング

スピーカーから出た音がマイクロホンやカートリッジなどに拾われて増幅され発振現象を起こすこと。

ハム雑音

商用電源周波数またはその高調波が出力に出るブーンという音。

・ワウフラッター

ワウは周期の遅い回転むら、フラッターは毎秒10回以上の周期の速い回転むら。これらを一緒に測定しパーセント比率で表す。