電気掃除機
一般にクリーナーともいう。本体内部でファンを高速回転して空気を排出し、内部を低圧状態にすると、吸入口から空気がごみやほこりを伴って流入するので、フィルターでろ過してごみやほこりだけを集め、空気は排出口から出す。本体に車輪をつけ、床の上を自由に動くようにし、ホースによって吸込口と本体をつなぐ型式のものをフロアタイプといい、外形によりシリンダー型とポット型に分けられる。本体を肩にかけるショルダー型や、吸込口が直接本体についたほうきのような形のアップライト型は、ハンドタイプと呼ぱれるが、フロアタイプに比べ集じん力は弱い。ごみが集じん部にたまるようにしたものと、紙袋にためて袋ごと捨てるようにしたものがある。コードを本体に内蔵できるものや、フィルターの目づまりを防ぐちり落しが自動的に行われるようにしたものもあり、ハンドタイプの中には乾電池を使うごく小型のものもある。