食事と健康(2)

 健康にとって適切な食事の条件は、食事の量と質、そしてとりかたの3つの面から考えることが出来ます。

3.適切な食事

 また、高血圧症や脳卒中などに関係する食塩のとりすぎも問題になっています。1人1日10g以下がのぞましいとされていますが、現在、およそ4分の3の家庭でそれを上まわっているのです。

 (2)食事の質

 食生活の洋風化により、脂肪摂取量の増加が問題になっています。こうした脂肪のとりすぎ傾向は、日頃の運動不足とあいまって、肥満や生活習慣病にむすびついてしまう。また、偏食や献立のかたよりは、栄養面でのアンバランスを生じます。特定の食べ物ばかりを食べずに、必要な栄養素を含んだ食べ物をバランス良く食べるようにしましょう。

 (3)食事のとり方

 朝食をぬいての1日2食の「まとめ食い」や、時間に追われての「早食い」もみられますが、こうした食事のとりかたは、栄養のとりすぎにつながります。1日3食を規則正しくとりたいものです。

 また、かつては一家団らんの場であった食事を一人でする、いわゆる「孤食」がふえており、栄養の面はもちろん、こころのふれあいの面からも問題になっています。

 厚生省では、「健康づくりのための食生活指針」をしめしています。

健康づくりのための食生活指針

1.多様な食品で栄養バランスを

1日30食を目標に。

主食、主菜、副菜をそろえて。

2.日常の生活活動にみあったエネルギーを

食べ過ぎに注意。肥満を予防。

よく体を動かし、食事内容にゆとりを。

3.脂肪は量と質を考えて 動物性の脂肪より植物性の油を多めに。
4.食塩をとりすぎないように

食塩は1日10g以下を目標に。

調理の工夫で、むりなく減塩

5.心のふれあう楽しい食生活を

食卓を家族ふれあいの場に。

家庭の味、手作りの心を大切に。


           食事と健康(1)