教会暦
クリスマスの準備期間。
アドベントともいいます。
11月30日、またはそれに近い日曜日から始まり、
クリスマスの前に終了します。
(待降節第一、第二、第三、第四主日)
主の降誕の記念。
・主の降誕の祭日(クリスマス):12月25日。
救い主イエス・キリストの誕生を祝います。
12月24日は、クリスマス・イヴとして祝います。
・聖家族の祝日:降誕後8日間中の主日、または12月30日。
・聖ステファノの祝日:12月26日。最初の殉教者。
・聖ヨハネ使徒福音記者の祝日:12月27日。
・聖なる幼子殉教者の祝日:12月28日。
・神の母聖マリアの祭日:(主の降誕の8日目)1月1日。
イエスの聖なる名前の命名も合わせて記念します。
・主の公現の祭日:1月6日。
・主の洗礼の祝日:主の公現(1月6日)直後の主日。
1月6日直後の主日の次に来る月曜日から、
四旬節前の火曜日まで続きます。
・宇宙の王であるイエス・キリストの祭日:年間最後の主日。
復活の祭儀を準備する期間。
キリストの十字架の苦難を黙想する季節。
灰の水曜日に始まり、主の晩餐の夕べのミサの前まで続きます。
四旬節の初めから復活徹夜祭まで「アレルヤ」は唱えません。
・灰の水曜日:四旬節の初めにあたる水曜日。断食の日とされています。
(キリストが荒野で四十日間断食をした事にちなんでいます。)
前年の枝の主日のシュロの枝を燃やしその灰を、
回心のしるしとして額にわずかばかりいただきます。
・受難の主日(枝の主日):聖週間の始まる第六主日。
民衆がシュロの葉を持って歓迎した、
キリストのエルサレム入城を記念します。
*過越の三日間 儀式はすべて夕刻、または夜間に行なわれます。
・聖木曜日:キリストの最後の晩餐。
朝、司教はその司祭団と
共同司式ミサを行って油を祝福し、
香油を聖別します。
キリストの愛のしるし聖体の制定のミサを行います。
・聖金曜日:十字架上の死。
ゴルゴダの丘での十字架上の死去を記念する、
十字架称賛の式を行います。
・聖土曜日:復活前夜祭。
死の暗闇に輝く復活したキリストを象徴する
大ろうそくの祝別式があります。
前半は、全人類の為の盛式共同祈願が行われ、
後半から復活のミサに入ります。
(洗礼式も行われます。)
「大いなる主日」復活の主日から
聖霊降臨の主日に至るまでの50日間。
「アレルヤ」が特に歌われる季節。
(復活の主日、復活節第二、第三、第四、第五、第六、第七主日)
・復活の主日(イースター):キリストが十字架にかけられた後の復活を祝います。
復活節最初の八日間は、「主の復活の八日間」と呼ばれ、
主の祭日のように祝われます。
・主の昇天:復活節第七主日。
(復活後40日目)
キリストが天に昇り、神の右に座した事を祝います。
・聖霊降臨の主日(ペンテコステ):ユダヤ教で、過越祭から50日目の
春の実りを感謝するペンテコステという祝日に、
キリストの弟子達に炎の舌の形で
聖霊が降りた事を記念する日。
聖霊から勇気と力を与えられた弟子達は、
その日から宣教を始めました。
その事から、この日は教会発足の記念日でもあります。
聖霊降臨の終日の次に来る月曜日に始まり、
待降節第一主日の「前晩の祈り」の前で完了する。
・三位一体の祭日:聖霊降臨直後の主日。
・キリストの聖体の祭日:三位一体の祭日直後の主日。
・イエスのみ心の祭日:キリストの聖体の祭日後の金曜日。
・聖母のみ心の記念日:キリストの聖体の祭日後の土曜日。
・バレンタインデー:2月14日。
三世紀の愛の聖人、聖バレンタインが殉教した日です。
現在のバレンタインデーの習慣は、
聖バレンタインの伝説に由来しています。
・カーニバル(謝肉祭):四旬節前の3〜8日間。
昔、四旬節の間は断食の日などが設けられていたため、
四旬節に入る前に謝肉祭として、
道化、滑稽歓楽を催しました。
現在では、リオのカーニバルがとても盛大です。
・聖ヨセフ:3月19日。
・神のお告げ(受胎告知):3月25日。
12月25日、主の降誕の9ヶ月前、
天使ガブリエルが
聖母マリアのところに降りてきた日です。
・聖母被昇天:8月15日。
聖母マリアが亡くなられた時に、
御子キリストの功徳によって、
霊肉ともに天に上げられた事を祝います。
・ハロウィン:10月31日。
諸聖人の日の前夜祭。
古代ケルト人の秋の収穫を祝い、
悪霊を追い出す祭りと合体しました。
・諸聖人の日:11月1日。
聖人として名を知られている人々、
天国で神のもとにある霊、
すべての聖人を記念する日です。
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