□火山の起こるメカニズム。□
火山はなぜ生まれ、噴火するのでしょうか?
○火山が何かご存じ無い方はあまりいらっしゃらないと思いますが…○
火山は、つまり山のこと。しかし中には火山活動をしていない、休止しているなどの山もありますので、火山活動していないと『火山』とは呼べません。
火山活動の定義を考えますと、こうなります。
地下のマグマが火山の浅い部分に入っていった結果として、火山に起きる様々な現象。
だから、火山活動というの地下深くにアルマグマが上昇するなり何なりして、火山に近づいてきた場合、(これが行きすぎますと噴火ということになります。これも火山活動)それによって起こった火山の変化とも言えます。
変化には小さいものから大きいものまでありますので、火山活動の中には目で確認できない、例えば地震などが層ですが、機会による精密な観測をしないとわからないものもあります。
○『高まる』火山活動?○
火山のトップにて火山活動が低いと書きましたが、火山活動には高まったり弱まったりなどの変化がもちろんあります。
火山活動が『高まって』いるという場合は、火山かが発せられる火山ガスの臭いが強まったり、噴気温度が上がったりなどした場合のことを言います。
富士山が『低い』のは、表面現象などに特に変わったことの無い状態に、今富士山があるからです。
□本題。□
長くなりましたが、本題に突入です。
火山活動が、マグマが近づいたことによって同のように変化するのか、紹介していきます。
○噴火○
火山活動って言うからにはこれから行かなければなりません。
火山噴火は、とてもダイナミックなものだそうです。私もTVなどで火山噴火を数回見ておりますが、あれには心が吸いこまれるような迫力を感じます。
感想はおいておいて、どうして火山噴火とは同いうものか検証していきます。火山噴火というのは、
地球の内部から火山物質(マグマ、溶岩等です)が急激に地表に放出される現象のことです。
噴火の速度は非常に速く、放出される場合には秒速十メートル以上(1秒10メートル進むということです)。
火山物質の速度は上に書いたとおりですが、火山ガスの放出される速度もきわめて速く、秒速100メートル〜300メートル以上ということです。
○火山活動によって地面も動く○
つまり地形変動が起こってしまうのです。圧力が強くかかったりなどすると、火山は形を変えてしまいますし、噴火によって放出された火山物質によっても山の形は変わります。
マグマが地殻へと貫入してきて、地面にひび割れが出来たりもするようです。
○火山が発生すれば地震も起こる○
火山が発生する前に地震が起こるということは古くから知られています。
これらの地震によって、火山の発生も予知することが可能になります。
なぜ地震が起こるのかというと、噴火が起こる前、上昇してくるマグマまたガスにより、地形変動、もしくは小破壊(変位)が起きることにより、弾性波が発生するからです。(地震の定義です)
地震色々の中に、火山地震を追加します。どうぞこちらへ⇒『地震色々…』