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道徳において、先生の意見や他人の意見を聞くという吸収の側面と、自分で考えて、それを発表、行動するという放出の側面は、お互いに補完し合います。その中で、現実の場面で行動できるかが問題です。例えば、バスで座っていると、お年寄りが乗りこんだとします。その場面で、実際に席を譲れるかという事が重要になるわけです。教室で納得することを目的とするのではないのです。そのためには、先生の体験を話すなど、心の琴線に触れる授業が必要になります。
例えば、伝記を資料にするとすれば、今の生徒の多くは、退屈に思うでしょう。そこで、今のテレビで行われている先人の一生を扱った番組の形式を準用するのはどうでしょうか。つまり、その人の一生を先生が「語り」、その局面局面で、先生が発問し、生徒の間や生徒と先生とで討論をします。最後に、生徒が感想を書きます。これは、語る場面を、VTRに置きかえたとすれば例の番組とほぼ同じ構成になり、退屈することなしに共感できるのではないでしょうか?
そして、実際にその現実行動に特化した授業も大切になります。アメリカで煙草を吸うのを進められたときに、それを断わるテクニックなどを教えるライフスキルというものがありますが、そのような授業を日本でも取り入れることを検討してはどうでしょうか。
人間生活の基本を教えることは、確かに他の授業やホームルームなどでできるのではないかと考えるかもしれません。そうです、道徳は、道徳の時間だけで教えるものではありません。ただ、道徳の時間があるということは、その時間に少しでも心を触れ合う経験をしてほしいという親心だと思い、活用するべきでしょう。道徳というものが失われかけている現在こそ、その意味を、1時間真剣に考えると言う意味で、授業としての道徳が必要でしょう。
参考ホームページ、その他 |
暁教育図書様
「道徳ホットライン・21世紀の座標」
暁教育図書
<http://www.akatsuki.co.jp/dt1/dtindex.htm>
2001 (2001年3月)
大江浩光様
「道徳自作コーナー」
道徳自作資料の部屋
<http://www.synapse.ne.jp/~ooe/jisakusiryou2.htm>
2001 (2001年3月)
髙橋 鍵彌様
「道徳の授業」
江戸川学園取手中・高等学校
<http://www.e-t.ed.jp/edotori72/>
2001 (2001年3月)
marudo2001様
「道徳教育改革運動 」
<http://www.geocities.co.jp/NeverLand/7745/index.html>
2001 (2001年3月)
山田修様
「中学校の道徳教育はおもしろい!」
山田修のホームページ
<http://www.echigo.ne.jp/~oyam-int/moral.html>
2001 (2001年3月)