山形大学教育学部附属中学校での総合的な学習の時間の実践

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このページの目次
山形大学教育学部附属中学校とは?
お茶
茶碗
短歌+写真
気になる木
座禅を組む
活動の考察
提案
参考ホームページその他
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子供用へ

 山形大学教育学部附属中学校とは? ページの先頭へ

 大学の附属中学ということで、総合的な学習の時間の実践教育が盛んな山形大学教育学部附属中学校の実践を紹介します。学校の規模は1学年約160人です。

お茶 ページの先頭へ

 普通、茶道と言えば、抹茶を指します。しかし、抹茶を毎日のように飲んでいる人はいないでしょう。この時間は、お茶と言っても身近な「煎茶」にスポットを当て、お茶の会社の人を呼んできて、学年全員の前で、「お茶のおいしい入れ方」を教えてもらいました。その後、教室に戻り、様々な種類のお茶を、教わったばかりの入れ方でたてました。身近なものだったという所が非常に実践的でした。これで、お手伝いが1つ多くできるようになりました。

 茶碗 ページの先頭へ

焼き物   山形には、平清水焼きと言う焼き物があります。地域の文化を学ぶため、窯元の一つを訪ね、そこで、土をこね、整形し、茶碗をめいめいが作りました。焼き物文化は、土が命だと言うことを教わった後に、実践をしたのだが、ロクロを用いても、思い通りの形にならず、悪戦苦闘をしました。その後、焼きあがったもので茶話会を開きました。これは、前の「お茶」が役に立ちました。これは学びをつなげるというという意味でも、重要です。

 短歌+写真 ページの先頭へ

国語の時間に製作した短歌を元に、写真を取って、コラージュをしようというものです。授業縦断のようなものですが、表現には様々な方法があることを知りました。

 気になる木 ページの先頭へ

 山形県には周囲3m以上の巨木が沢山存在します。山形の自然風土の理解の為に、木を訪ねるという学習を行いました。実際に、巨木へたどり着くまでは、山があったり森があったりと、自然を体感できました。先生方は、道に迷わないようにとポイント毎に案内をしました。一部の生徒は、高校の構内に木があったため、学校見学となりました。

 座禅を組む ページの先頭へ

 禅寺で、精神を統一するために座禅を組みました。一人1回ずつ気合いを入れられましたが、自然の中で心を落ち着ける、精神統一を学びました。

 活動の考察 ページの先頭へ

 この活動は、大学の附属中学校だからできたと言う側面があるかもしれません。しかし、生徒が興味関心を持って自ら実践を行うと言う総合的な学習の時間を十分に活かすことができました。生徒は、生活体験の学びによって、生活をより豊かなものにすることができるようになりました。

 提案 ページの先頭へ

 ポートフォリオ評価参照


参考ホームページ、その他

【引用情報】画像「焼き物」
【情報源】岡茉莉子
【引用許可の取得方法】本人に直接許諾を得る
【許可の取得年月日】2001年3月10日

交流あり山形大学教育学部附属中学校 「山形大学教育学部附属中学校」
<http://www.j.ygt.ed.jp/>

2000 (2000年12月)


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