チーム結成の経緯(1999〜2000.11.30) ページの先頭へ |
その翌年の2000年10月、松尾剛行が、学校の掲示板に貼られたThinkQuestのポスターからホームページを訪れ、メーリングリストに参加しました。その際に、「コンテンツを重視したサイトを制作したい」というメールを出したところ、岡コーチに出会い、この運命的な出会いが山形と小豆島を結ぶチームを結成するきっかけとなりました。
テーマは今、一番話題となっている「教育」。それも広く深く掘り下げて、かつ分かり易くということに決定しました。チームの名前は、岡コーチも松尾も大好きなNHKの超人気番組「ProjectX」をヒントに、教育(Education)のEをミックスして、ProjectEと名づけ、新たな教育を創造する挑戦者達という意味を持たせました。ページの名前も同じにしました。
メールを通じて、2人で教育問題について議論をしていたのですが、ルールにより、チームは2人だけではいけません。他に、後1、2人の生徒のメンバーが必要になったのです。
メンバー募集のメールを出したり、ホームページを開設している人に「やってみませんか?」とメールを出したり様々な努力を続けてみたものの、その努力は失敗に終わり、チーム結成期限の11月30日だけが近づきます。
そして、その前日になって、松尾は、友人の森谷を、岡コーチは親戚の西崎をチームに入るよう説得することができました。
こうして、チームProjectEが誕生しました。
この時、森谷と西崎がメンバーに加わったことで、森谷が要約、西崎が画像という得意分野を生かしながらチームに貢献ができるという非常にすばらしい効果をもたらした。
ページ作成の経緯(2000.12.1〜2001.3.21) ページの先頭へ 上へ |
つまり、ほとんどがメールによるコミュニケーションな訳です。
12月は、ページの文章を作るだけではなく、岡コーチの娘さんの茉莉子ちゃんのページを作るボランティアを行うなど、厚みを持たせるようにできました。
しかし、1月、2月になると、尻に火がついてきました。予定が狂い、要約が終わりません。組み上げも、ブラウザが違っても、できる限り同じように見える、伝わるホームページにしなければいけないという制約がつきました。その上、森谷と西崎は、多忙なため、コミュニケーションをとる暇が比較的無く、全員が真剣にうちこむまでは、非常に時間がかかりました。
けれども、3月になると、全員が協力して「1つのページを作り上げている」という実感を持って製作することができました。そのため、能率が上がりました。
とはいえ、その後も難問がのしかかります。参考にしたサイト全てにお礼とリンク依頼のメールを送ったのですが、全て異なるメールで、かつ80人以上へメールを送るという事で、非常に時間と精神を使いました。
そんな苦労が報われたのか、半数以上から、返信が届き、中には批判的なものもありましたが、大部分が暖かいもので、建設的な意見を下さったものもありました。
この経験から、インターネットであれ、何であれ、全ての基本は人間のつながりであるという事項を再認識しました。
それ以降の経緯(2001.3.22〜) ページの先頭へ 上へ |
その結果、新たな交流が生まれ、リンクが増えました。そして、相互リンクをたくさんしていただきました。非常に、うれしく思います。
その上、ThinkQuest@Japan2000では、第一次審査を通過し、6月23日の授賞式に招待されました。非常に、チーム一同、努力が評価されたと喜んでいます。
これらのことから、風が微弱ながらも吹き始めたように感じます。ヨットを泳いで押して動かそうとしても、動きません。しかし、風が吹けば、少しずつであれ、動きます。動けば、風を受け、どんどん加速するでしょう。今は、風が吹き始めた状態だと思います。これからは最終目標「教育に希望が持てる」を目指して、交流を重ね、風を起こしていきますので、よろしくお願いします。