システム
画像入力装置


イメージスキャナ

イメージスキャナ  絵や写真などの平面画像を細かい画素に分解して画素ごとの色や濃淡の情報を入力する装置です。分解制度を解像度とよび、1インチあたりのドット数dpi(dot per inch)で表します。

・ビデオカメラ/ビデオディジタイザ

 ビデオカメラは画像を撮影する装置です。その画像をコンピュータのデータとして利用できるようにA/D変換(アナログ/ディジタル変換)を行う装置がビデオディジタイザです。イメージスキャナと違い、立体物や動いているものでも画像として入力できる利点がありますが、一般に制度はイメージスキャナよりも劣ります。

・CT(Computed Tomography)/MRI(MagneticResonance Imaging)

 いずれも立体物の断層画像を得るための装置で、医療用に広く利用されています。X線CTは測定対象にX線を照射し、透過してきたX線を測定することで内部の状態を計測します。X線はスライス方向に照射されますが、照射検出装置の方向を変えて全方向から測定が行われます。MRIは体内に水として存在している水素原子に静磁場を与えると原子核が回転する現象を利用して断層像を得るもので、X線CTが横断面の画像しか得られないのに対して任意の断面象が得られます。

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