このパッケージについて

この教材では、日本語にない英語の音に慣れ、発音できるようになることを目的としました。この教材の対象は、小学校高学年程度です。

この教材の特徴は、

• ユニーク
  日本語は、a,e,i,o,uという５つの母音を持っています。英語の母音には、seat, sit ,here, let, late, care, man, other, above, father, rice, now, far, pool, pull, sure, go, all, boy, northなどがあります。また、日本語はk,s,t,n,h,m,y,l,w,g,z,d,b,p,などの子音を持っていて、英語にはそれ以外にもfall, right, very, yes, sing, think, then, she, measure, church, jokeなどがあります。
  日本語になかったり、日本人が苦手とするような上の太字の英語の発音を練習する発音教材は多く見られます。従来の発音練習のように、単語を示して、その単語のある部分に下線を引いて、その発音を練習することも必要ですが、小学校高学年の発達段階を考えたときに、英単語を示すことは適切でないと考えました。なぜなら、英語は日本語と違って文字をそのまま発音する言語ではないからです。そこで、私たちは文字を手がかりにして発音をする練習（この文字はこのように発音するという練習）ではなく、英語の音そのものを発音する練習のための教材を用意しました。

• ビデオクリップ
  平面に口の絵を描いて口の動きを説明してもわかりづらいので、実際に発音している口の動きをビデオにまとめました。

  
  画像をクリックすると実際のビデオクリップになります。口の動きがわかるでしょう？

• チェックリスト
  多くの発音練習教材には、発音のお手本とその練習問題で構成されているものが多く、自分の発音の状態があいまいのままでした。この教材では、自分の発音を録音し再生することによって自分の発音を自己評価する場面と、評価基準を設けました。

  
  画面をクリックすると実際のチェックリストの一例が表示されます。このように英語らしく発音するためのレベルが書かれてあります。

• コミュニケーション
  この教材では、子どもが自分のペースで進めることもできるプログラム学習色もありますが、自分の発音の状態をチェックするときや英語らしい発音をするために試行錯誤をするときにクラスメートや先生とのコミュニケーションも大切な活動となります。

• マルチメディア
  マルチメディアは音を扱うこの教材とても有効な道具でした。例えば、早送り巻き戻しなどの煩わしさから開放されるからです。マルチメディアの操作に迷ってしまって、肝心の学習が進まなくなってしまうことをできるだけ避けるために、マルチメディアの使い方の説明を付け加えました。

  
  このようなソフトが発音練習を支援してくれます。

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