世界の米料理
13の国と地域の米料理を紹介します
[中国]
ニエンガオ
米の粉を水でといて練ってから蒸しあげた饅頭みたいなもの。お正月に食べる。
ツーファンガオ
炊きあげたうるち米を軽くついて板状にして、長方形に切り、油であげたもの。軽食として食べられる。
[朝鮮半島]
薬飯/ヤッパ
結婚式などの慶事の行事に作られる。水にひたした持ち込めを蒸篭で蒸したものに、ナツメ、クリ、ごま油、蜂蜜、ニッケイ、醤油、黒砂糖、カラメルソースを混ぜてもう一度蒸して作る。できあがったら松の実をふりかける。
[フィリピン]
プト
米を原料にした蒸しパン。もち米をパンダナスの葉といっしょに製粉したものに、砂糖とふくらし粉を混ぜて蒸しあげる。
パンシット=マラボン
米の粉にコーンスターチを入れた麺料理。
[ビルマ]
カフマニンドウ
餅菓子。もち米を水に数時間浸した後にあずきや小さく切ったバナナを加えて良く混ぜ、バナナの葉に包み、外側を竹ひもでしっかり縛って熱湯でゆでたもの。できあがりはバナナの皮を開いてから適当に切って食べる。
[インド]
プラオ
イスラム教徒の結婚式の宴会で食べられる。米と野菜や豆、肉などを油で炒め、香辛料や塩で味付けをしてから炊く。
[東南アジア地域]
ビーフン
米の粉で作った麺。いためたりして食べる。
[スマトラ島(インドネシア)]
竹筒飯
竹筒の中にバナナの葉を巻き込んでおいて、そこに水に浸したもち米とうるち米を混ぜたものを入れ、ココナツミルクを注いでからバナナの葉で栓をして、たき火にかざして焼くもの。
[トルコ]
ピラウ
ピラフの語源となった。米、その他の雑穀をバターで炒めてから炊いたもの。ピラウには具が入っていないものもある。
ゼルダ
オレンジ入りのご飯.。オレンジの実や汁、牛乳を加えてオーブンで熱する、お祝い用。
[ルーマニア]
サルマカーレ
米とひき肉とみじん切りの野菜とをキャベツや葡萄の葉で包んで煮たもの。
[スペイン]
パエーリャ
パエリエラという専用の平たい鉄なべを使った炊きこみ御飯。野菜、肉、魚介類をいれたりしてバリエーションを増やす。米と具をオリーブオイルで炒めてから味付けをして、炊くのが原則。ご飯をサフランを使って黄色く色付けする。
[イタリア]
リゾット
米をバターで炒めてから魚介類などと一緒に炊く。
[アルプス以北のヨーロッパ]
バターライスにして肉料理に添えたり、スープの具にしたり、プティングなどの菓子につかったりする。
ライスプティング
卵と牛乳と砂糖を混ぜた液の中にご飯を加えてオーブンで熱する。お菓子。
米をサラダとして食べる
[アメリカ]
ジャンバラヤ
ニューオリンズの名物料理で、パエーリャをアメリカ風にしたもの。
白い地図工房