●ブラウザとURLについて

#ブラウザについて
ブラウザ(browser:あちこち気の向くままに拾い読みするものという意味)は、HTMLを使って書いたテキストファイル(文字ファイル)を、命令通りに整形して画面に表示してくれるソフトウェアのことです。ブラウザのことを、ビューア(viewer)とも呼ぶことがあります。このソフトはインターネットではもう、なくてはならないソフトになっています。ブラウザは今はMicrosoft社(米)のInternet ExplorerとNetscape社(米)のNavigatorの争いになっています。前はシェアウェア(有料)でしたが、今ではフリーウェア(無料)です。しかし、この2つ以外のブラウザもありますが、あまり知られていません。

#URLについて
URL(Uniform Resouse Locator)はホームページの住所です。この住所を指定すると、直接そのファイルを見ることができます。
WWWではhttpというプロトコルを使います。そのプロトコル名の後に、どのWebサーバーにある、どのフォルダの中の何ていうファイルを見たいのか、という指定をします。すると、見たいHPにたどりつくことができます。
http://www.educ.juen.ac.jp/materia/index.html
と打つと、日本の上越教育大学(juen〉にあるサーバーの、materiaというフォルダの中にあるindex.htmlというファイルという指定をしたことになります。

ホームページはWebサーバーというWeb用のコンピュータにつくったファイルを置かなくてはいけません。別のコンピュータからWebサーバーにデータを送って、みんなが見ることができるようにすることを、アップロードといいます。HPは24時間作動していて、インターネットにつながっているコンピューターでないと、他の人がいつもHPを見る、ということはできません。だから、いつでもインターネットにつながっていて、自由に他の人がアクセスできるコンピュータにファイルを置きます。
Webサーバーは学校であるところもありますし、プロバイダにはHPを個人が持てるようなサービスがあります。また、無料でHPを開設できるサービスを行っている所もあります。そのWebサーバーを管理する人に、HPを開くための申請をします。すると、HPを開くためのスペースを提供してくれます。どのWebサーバーにファイルを送るにしても、「ログイン名(ログインID)」と「パスワード」というものが必要になりますが、管理者がHP開設希望者に教えてくれます。ログインIDはHPを持つ人の整理番号、そして、パスワードは本当にその人かどうかを確かめるチェックのための鍵のようなものです。特にパスワードは他人に絶対漏らさないように、そして忘れないようにしなくてはいけません。そしてそれらを手に入れたら、さっそく指定されたサーバーにファイルを転送します。ファイルの転送はFTPソフトを使って行います。ウィンドウズで有名なFTPソフトはFFFTP(無料)、FTP Explorer(有料)など、マックで有名なFTPソフトにはFetch(有料)などがあります。
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