○お天気まめ知識

気象についてふと気づいたこと、考えたこと。思いつくと、気になるものです。そんなものを集めてみました。


・大気中にどれくらい水があるの?

地球上には1385兆トンの水がいろいろな形で存在しています。そのうち、97.3パーセントは海水です。残りの2.7パーセントが真水(塩水でない私たちが利用できる水)になります。そして、大気中の水分の総量はたった0.001パーセントしかありません。
ちなみに真水の2.7パーセントのうち、地球上の水の総量の2.1パーセントが南極北極にある氷で、0.4パーセントが地下水です。河川や湖にある水は0.006パーセントです。


・虹はどうしてできるの?

虹は実際にものが存在するするものではありません。太陽の光が空気中の雨粒にぶつかると反射されます。 その時、光の持つ性質により、太陽の光はいろいろな光に分けられてしまいます(詳しくいうと「屈折」という現象のひとつです。)。こうして、七色の弓のように見え るのです。つまり、“もの”ではなく“仕組み”なのです。
太陽の方向に向かって立ったときに、反対側で雨が降っている場合、太陽を背にして雨の方向を見ると虹は見えます。 雨でなくても水しぶきなどでも虹色が見えることがありますが、仕組みは同じです。ちなみに、飛行機などで上空から見る場合、虹が円形にあることがあるそうです。
「夕虹は晴れ、朝虹は雨」ということわざがありますが、夕虹のときは東に雨雲、西に太陽があることになります。天気は西から変わることが多いので、夕虹は晴れるといえます。朝虹はこの反対となります。


・霧ともや(靄)の違いは?

どちらも、暖かく湿った空気が冷やされたときにできます。地上にあるだけで、作りは雲と同じです。
霧(きり)は空気中の小さな水滴によって、見通しが1km未満になった状況を指します。湿度は100パーセント近くあります。一方、もや(靄)は霧よりは見通しがよく、空気中に小さな水滴があっても見通しが1km以上のことをいいます。湿度も75パーセント程度です。


・雪とひょう(雹)、あられ(霰)の違いは?

雲は、小さな水滴や氷の粒でできています。これらの粒がだんだん大きくなって上昇気流が支えられなくなると、落ちてきて雨となります。氷の粒の場合もだいだいが地上に落ちてくる途中でとけてしまって雨となりますが、温度が低い時はとけずにそのまま落ちてきます。
は氷の粒に空気中の水蒸気がくっついて結晶が成長したものが、落ちてきたものです。中心から放射状に伸びた、とてもきれいな形をしています。雲のこと STEP1に書かれている「冷たい雨」のできるしくみも見てみください。
一方、氷の粒に大気中の周りの水滴がたくさんぶつかって大きな丸い粒になると、ひょう(雹)あられ(霰)になります。ひょうは5mm以上、あられは5mm未満のものを指します。
ちなみに、上空より地表の方が温度が低くて、雨が落ちてくる途中に凍りつくという場合もあります。しかしこれは雪とは呼ばず、雨の1種です。(凍雨といいます)


・竜巻ってどうやってできるの?

竜巻には、親雲と呼ばれる上昇気流の強い積乱雲が存在します。なんらかのきっかけでできた大きな渦巻きが上昇気流によって引き伸ばされて回転の速い細い渦巻き=竜巻になるのです。ちょうどフィギュアスケートの回転の原理と同じです。 手を伸ばしてぐるぐるまわっっているときに、手をちじめると回転が速くなりますよね。ちなみに竜巻の渦は時計回り、反時計回りのどちらでも存在します。


・雷はどうやって起こるの?

雷は電気の放電によって起こります。しかし、起こる理由はよく分かっていません。ここでは有力な説を紹介します。

地表近くの温度の高いところから上昇気流に乗ってやって来る小さな氷の粒は、温度が高いため原子の中にある「電子」という(マイナスの)電気を持った粒の運動が活発になっています。電子も温度が高いほど活発にな るのです(言いかえれば、持っているエネルギーが大きいということです。)。
そして、上昇する小さな粒が落下する大きな氷の粒とぶつかると、小さな氷の粒にあった活動が活発な電子が大きな氷の粒に飛び移ります。そうすると、ともに 電気的に中性(プラスやマイナスになっていない状態)だった氷の粒は、電子が飛び移った側の大きな氷の粒がマイナスに、電子がなくなった小さな粒がプラスになります。こうして雲の高いところにプラス、低いところにマイナスの電気が溜まり、 もとに戻ろうと電子が空気中を一気に移動する現象(放電といいます。)が雷であるというのです。

ちなみに、そのたまった電気が空気中を伝って地面に逃げると落雷になります。


・夏の豪雨が昼より夜のほうが多いのはなぜ?

夜になると雲の頂点に太陽の光が当たらなくなるので、雲の頂上の温度は低くなります。一方、地表付近は夜になっても熱が十分に残るので、温度は夜のほうが高くなります。このために、夜は地面と雲の頂上との温度差が大きくなり、大気の状態が不安定になるので、雷雲が発生しやすくなるといわれています。


・北日本って?地域区分はどうなっているの?

地方区分は下の表のようになっています。北日本、東日本、西日本の3つの地域に分けられているほか、さらにそれぞれ日本海側と太平洋側に分けられています。ここでは日本海側に入る地域名を載せました。

北日本 北海道、東北
−日本海側 北海道の宗谷北部、上川、留萌、石狩、空知、檜山、後志、青森県津軽地方、秋田県、山形県、福島県会津地方
東日本 関東甲信、北陸、東海
−日本海側 新潟県、富山県、石川県、福井県
西日本 近畿、中国、四国、九州
−日本海側 滋賀県北部、京都府北部、兵庫県北部、島根県、鳥取県、山口県、福岡県、長崎県、佐賀県、大分県、熊本県

ちなみに関東地方、九州地方の区分は次のようになっています。

・関東地方の区分
北部:群馬県、栃木県、茨城県
南部:埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県

・九州地方の区分
北部:大分県、熊本県など
南部:鹿児島県、宮崎県、(奄美諸島、種子島、屋久島を含む)


・気象予報士と予報官,天気キャスターの違いは?

天気キャスターは天気を解説、気象予報士は天気を予報、気象予報官は予報する公務員です。
テレビに出ている天気キャスターは、アナウンサーでもなければ予報官でもありません。天気キャスターの多くは今気象予報士の資格を持ちますが、資格は必ずしも必要ではありません。以前は、台風解説を気象庁の構内から気象庁予報官が行っていたときもありました。

気象予報士は国家資格で、1994年に第1回試験が行われました。平均合格率は約7パーセントです。


・平年っていつのこと?

30年間のデータの平均を平年としています。下1桁が「‐‐‐1年」に更新されます。今使用されているのは、1971年から2000年までのデータで、今度は2011年に更新されます。ちなみに、2月29日の平年は2月28日と3月1日の平均を取っているそうです。

 

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