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雲のできかた 地球の空気の中には、0.03%ほどの水蒸気が含まれています。水蒸気とは水の気体のことです。
ところで、空気が水蒸気を含むことが出来る限界の量(飽和水蒸気量)は気温が下がにつれて減ってしまいます。 次に、空気がどんどん冷やされてゆきます。 空気の中の水蒸気君の席は満席です。 今の場合、この空気から追い出されて集まっている2人の水蒸気君は、とうとう小さな水滴として私たちの目に見えるようになりました。この私たちの目に見える水滴が雲の粒です。 雲の粒がたくさん集まって空に浮かんでいるものが、私たちがよく見る雲なのです。
この水蒸気君が座れる空席の数を知るために、湿度(相対湿度ともいう)というものがあります。水蒸気君の席が満席の時の湿度を100%とします。10個の席に水蒸気君が1人しか座っていなかったら、このときの湿度は10%です。湿度は次の式で求められます。 |
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湿度100%の時には、空気の中からあふれ出した水蒸気が水滴として出てきます。例えば、氷を入れた冷たいコップに水滴が付くのは、冷たいコップにふれている空気が冷やされて、空気が水蒸気を含むことが出来る限界の量(水蒸気君の席の数)(飽和水蒸気量)が減ってしまったために水蒸気が水滴として出てきて、コップにくっついたたからです。
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