白血病の治療法としては多剤併用療法(タザイヘイヨウリョウホウ)、といった方法で治療します。そして血液および骨髄の所見(ショケン)を正常にするようにします。この状態を寛解(カンカイ)といい、それまでにいたり過程を寛解導入といいます。要するに、正常と同じ血液および骨髄の状態にある完全寛解を得て、それを長い間持続することができれば、治ったと同じ状態であり、これが続けば治ったことになるのです。今日では病にかかっても、このような状態になる人が増えているそうです。