恐竜が絶滅した時の様子：広大な熱帯雨林が世界に広がっていた。敵も少なく、豊富な食べ物に恵まれていたサルは種類を増やしていった。
小惑星による地球環境の大激変に生き残った哺乳類（プルガトリウス）は最も古いサルの仲間で、鋭い爪で木に登り、昆虫などを食べていた。 私達の祖先。
人やチンパンジーの祖先とみられるプロコンスルが現れる。プロコンスルはだんだんと大型になっていった。すると、体重が重くなり木から木へ移る時、一旦地上に下りて別の木に登ることが多くなった。これが、２本足で歩く練習になった。
このころ、1000万年以上の間、とても激しい地殻変動が起きていた。マントルの熱いかたまりが地上に向かって押し上げていた。あちこちで、火が吹き上げていた。これにより、南北をつらぬく高く険しい山脈が出来た。東西に分断され、互いに行き来する事が出来なくなった。東側の森は、今まで西から吹き込む湿った風がもたらす雨に支えられていた。しかし、山脈の出現により、風が来なくなり雨が減った。すると、森が減り草原に変わり地上を歩くようになり、これまでの生活が出来なくなった。
アファール猿人出現
ロブストス猿人出現
ホモ・エレクトス出現
現代人とほぼ同じような姿勢で歩いていた（⇒直立二足歩行）。アファール猿人はまだ少し前かがみに歩いていたため、声帯で作った音を反響させることができず、様々な声を出せず言葉を話すことができなかった。しかし、ホモ・エレクトスはまっすぐ立っていたため音を反響させることが出来るようになり、言葉を話せるようになった。他にも、火や木製の道具を使っていた。
北京原人・ジャワ原人出現
器用な手により、形の整った打製石器を作った。言葉により、それぞれの役割を分担し大規模な狩りをした。