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○携帯電話は進化する
先に自動車電話が１９７９年に登場したと書きましたが、そこから正式な「携帯電話」が誕生したのはそれからわずか８年後の１９８７年です。
ここではそこからもう少し行ったところまでを話していきたいと思います。
まず、自動車のバッテリーを電源とし、使用したのが『自動車電話』です。しかし、自動車と電話が一緒になっているのでそれでは自動車から降りると使えないので、１９８５年にショルダーホン』という物が登場しました。これは、アンテナと電源部分を 一緒にしたことで電話そのものを持ち運べる物でした。しかしサイズが縦１９ｃｍ、横２２ｃｍ、奥行き５．５ｃｍで、重さは３sもあり、常に鉄アレイを持ち歩いているようでした。重くても持ち運べるということは良かったのですが、まだ『携帯電話』という名称ではありませんでした。
そこで、初めて正式に『携帯電話』が登場したのは１９８７年でした。その時の重さは約９００ｇと携帯するにはまだまだ重かったのですが、３sに比べれば、だいぶ軽くなってきました。そしてさらに１９８９年には６４０ｇ、１９９１年には２２０ｇとほとんど気にならない重さになりました。今では約６０ｇまでなり、持っていても気付かないことも多々あります。
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