| ○ＰＨＳの裏技○ 裏という訳ではありませんが、最初に述べたときにＰＨＳの基地局のセルは小さいとしましたが これは同じ周波数帯を繰り返し利用できるようにし、電波の有効活用と、電波の出力を 小さくして端末の小型化と長時間使用可能にするためです。しかしそれを利用して もう１つＰＨＳのとってメリットが生まれます。それが『位置情報データ』の利用です。 ＰＨＳは現在いるエリアの位置情報をも、最寄の基地局を経由してネットワーク上にある 位置登録データベースに登録している。これは、電話がかかってきたときに、 どの基地局から電波を出してベルを鳴らすかを決めるためです。ＰＨＳは常に自身の位置情報を 更新しているのです。ここまでは携帯電話も同じ仕組みです。
しかしＰＨＳはセルが小さいので、携帯電話より小さい範囲に限定する事が出来ます。 ＰＨＳが位置登録に使用した基地局にはそれぞれ基地局番号（CS-ID）が割り当てられており 位置情報データ―ベースにはこの番号が登録されます。この情報を逆にたどっていくと そのＰＨＳの場所が、だいたいどの辺りにあるのかを、かなり詳しく知ることが出来ます。 このシステムを利用して、飲食店やプレイスポットの場所を知ることも出来ます。
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