距離
点と点の距離について考えよう。
2点AB
を結ぶ線をいくつかかいて考察してみよう。
長さが最も短いものは
点A
から
点B
にまっすぐ線をひいた
ものだね。この最も短い線は
2点AB
を通る直線の一部だ
から
線分B
ということになる。
この
線分AB
を
2点AB
の
距離
というんだ。
次に点と直線の距離について考えよう。
点C
から
直線AB
に垂線をおろ
し、交点を
H
としよう。
画像をクリック!→
線分CH
は
直線AB
と
点C
を結
ぶ線分のうち最も短いもので
ある。
画像をクリック!→
この
線分CH
の長さを
点C
と
直線AB
との距離、又は垂線
の長さという。
さらに直線と直線の距離について考えよう。
2
つの直線が交わる場合、距離は一定ではな
いのでその点ごとの距離を考えるとこしかで
きないよね。
今回は
2
つの直線が交わらない場合、つまり
2
つの直線が平行な場合を考えていこう。
直線
l
と
直線
m
が平行な場合、ある
点A
を
直線
l
上にとろう。
これで
点A
と
直線m
の距離を考えればいいよ
ね。
点と直線の距離は
点A
から
直線m
におろした
垂線の長さと等しい。
点A
は
直線
l
上のどこにでもおくことができる。
直線
l
と
直線m
が平行の時、
直線l
上のどこに
点A
をとって
も
点A
と
直線m
との距離は一定である。この一定の距離を
平行な
2直線
l、m
の距離というよ。
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