正負の数の掛け算A

負の数をかける
正の数×負の数 例えば 2×(−3) を次のように考えてみよう。
2×
(+3)
+6
2×
(+2)
+4
2×
(+1)
+2
2×





かける数をずつ減らしていくと積は+6、+4、+2、0、 ずつ減っている。かける数がのとき、積はにな る。更にかける数を減らすと、積は減って、ー2とな ると考えられる。



更にかける数を減らしていくと、
2×
2×
(−1)
−2
2×
(−2)
−4
2×
(−3)
−6
となると考えられるので、 2×(−3)=−6
この −6 −(2×3) と等しい。
2×(−3)
−(2×3)


負の数をかけるとかけられた数の符号の逆方 向に絶対値を掛け合わせたぶんだけ進む。


負の数×負の数 例えば (−2)×(−3) も同じように考えてみよう。
(−2)×
(+3)
ー6
(−2)×
(+2)
ー4
(−2)×
(+1)
ー2
(−2)×







かける数がのとき、積はになる。更にかける数を らすと、積は増えて、+2となると考えられるので、
(−2)×
(−2)×
(−1)
+2
(−2)×
(−2)
+4
(−2)×
(−3)
+6
となると考えられるので、 (−2)×(−3)=+6
この +6 2×3 と等しい。
(−2)×(−3)
+(2×3)

の数にの数をかけたから、ーと逆方向の の方向に(絶対値)×(絶対値)の分だけ進む。


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