The Origin



そもそもコーヒーを最初に口の含んだのは誰だったのでしょうか。
コーヒーという名前自体はアラビア語の「カへ」、お酒という言葉に由来します。
コーヒーを発見したのもアラビア人だという説話もあります。
17世紀のイタリアの語源学者、ファースト・ナイロニーによるこの説話
以外にもたくさんの説がありますが、その中でも
「回教徒がコーヒーを広めた話はその後の各種の記録でもかなりの信憑性」
があると言われています。

説話が正しいのならば、コーヒーはこの回教徒によってアラビアからヨーロッパへ、
そして世界各国に広まって行ったのでしょう。

現在コーヒーは60カ国以上の国で栽培されていて、
そのほとんどが北回帰線と南回帰線の間の
「コーヒーベルト」
と呼ばれる地域で栽培されています。
年間平均気温1825℃で、水はけのよい山の斜面か高原が
コーヒーの名産地といわれています。

中でも全世界のコーヒー生産量の70%以上を占めている
高品質のアラビカ種のコーヒー豆がとれるのは、限られた高地のみといわれています。
5〜6mの高さの所で育ち、最初に実を付けるのは植えてから3〜4年後です。
一本の木で25年も収穫をすることが可能です。
このアラビカ種のコーヒーは、コーヒー生産量世界第一位のブラジルを始め、
中南米諸国、ジャマイカなどのカリブ海諸国、
タンザニア、ケニアなどの東アフリカからアラビア半島にかけての諸国、
東南アジアなどで生産されています。
一本の木からとれるコーヒーは2〜3kg
生豆で500750gです。
にもかかわらず、世界中で生産されるコーヒーは年間およそ
6
万トンにもなるのです。


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