第六章"銀河ステーション" |
三角標の形 濃い鋼青 灼いた 蛍烏賊の火 工合 金剛石 ばら撒いた 軽便鉄道 天蚕絨 水筒 腰掛け 真鍮 迎いに(迎えに) 黒曜石 青や橙や緑や 燐光 或いは 電や鎖の形 顫えたりしました 青じろい微光 芝草 月長石 胸を躍らせて |
さんかくひょうのかたち こいこうせい やいた ほたるいかのひ ぐあい こんごうせき ばらまいた けいびんてつどう ビロード すいとう こしかけ しんちゅう むかいに こくようせき あおやだいだいやみどりや りんこう あるいは いなずま(稲妻)やくさりのかたち ふるえたりしました あおじろいびこう しばくさ げっちょうせき むねをおどらせて |