(1).選考方法について | |
ノーベル化学賞の授賞機関は、物理学賞と同じく名実ともに北欧きってのアカデミーである「スウェーデン科学アカデミー」でが担当します。選考方法は、まず推薦権を持つ専門家に推薦を依頼し、推薦された候補者を「ノーベル委員会」という委員会が絞り込んで8人から10人の最終候補者リストを作り、その中から、さらに絞込み、アカデミーの総会で誰に受賞するか最終決定される。というシステムになっています。 |
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(2).受賞者の例 | |
主な受賞者は、放射線物質の研究に業績を上げたラザフォードや、ラジウムの発見や研究で有名なキューリー婦人らです。日本人は4人受賞しており、2002年の現在まで3人連続受賞を果たしています。 かつては物理学とのあいまいな交錯から始まった化学も、現在では物理化学や量子学という独自の分野を獲得しており、新たな研究についても賞が与えられるようになっています。 |
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