物理学賞・化学賞のエピソード
賞をとっていない人達
エジソン
意外な人が受賞していない。たとえばエジソン。生涯に発明した特許その数2000以上。アルカリ電池から蓄音機、映写機まで数多いが、当時ノーベル賞は基礎科学の分野に重きを置いていたため、受賞できなかったといわれています。
ライト兄弟
さらにライト兄弟も賞を取っていない人の内に入ります。飛行機を発明した彼らも、フランス科学学士院や、イギリス王立協会などからは多く表彰されていますが、やはり前述の理由からか受賞できませんでした。
親子同時受賞
親子ダブル受賞の中で、一番ユニークなのはトムソン親子です。共に受賞理由は電子の本質に関する研究ですが、二人は相反する結論でノーベル賞を受賞しているのです。どちらも実験で証明されているため、この折り合いをどうやってつけるかは学界でも、まだ決着がついていません。父ジョセフは1906年に、息子ジョージは1937年にそれぞれ受賞しています。
その他の記録

ノーベル賞最年少記録・ローレンス・ブラック(1915年物理学賞、イギリス)当時25歳

ノーベル賞最年長記録・レイモンド・デービス(2002年物理学賞、アメリカ)当時87歳、他二名

化学賞の特許出願第一位が野依良治氏の270件(平成14年現在)

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