戦争って?


どうして起こるの?

 戦争が起こる理由はさまざまです。土地や権力を求めることや、石油などの資 源をめぐる争いだったり、宗教上の対立などもあります。

援助

 戦争が起こっている地域へ援助をしに行くことはとても危険です。援助に関わ る人たちは自分の身を守るために防弾チョッキを着ている場合もあります。  救援機関(きゅうえんきかん)が戦争地帯に援助をしに行く場合には、戦争をしている両方の勢力か らの許可が必要です。救援機関の車両や食糧などを盗まれることもあります。  人々は食糧や水、防寒具(ぼうかんぐ)などを必要としています。救援機関は食糧を配ったり 病人やけが人の手当てをしたり、トイレを掘ったり井戸を作ったりもします。人 々には安全で清潔な水が必要なのです。

戦後

 戦争が終わったからといって安心はできません。戦争中にしかけられた地雷の 危険があります。世界の71カ国には1億1900万個の地雷が未だ埋められて います。地雷を取り除くのは大変な仕事で訓練を受けた人が命をかけて安全に処 理します。多くの政府が地雷除去を支援していますが、毎年新しい地雷がおかれ るのでなかなか減りません。

課題

 冷戦終結後(れいせんしゅうけつご)に始まった戦争は新たな課題を私たちにつきつけました。それは、 内戦・民族対立・政権交代・国境紛争(こっきょうふんそう)などさまざまです。そしてこの多くの場合が飢饉(ききん) や干ばつをともなっています。政府や救援機関、国際組織などこれら全ての災 害救援関係者は協力して援助にあたらなければなりません。

私たちにできる支援

 まずはやはり知ることです。世界中の戦争について新聞報道などを集めてみた り、世界中のどの地域に難民がいるのかを調べてみたり、募金活動をしてみる といいでしょう。

 

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