コープ環境講座

 財団法人消費生活研究所(コープ)主催の『都民のためのコープ環境講座』は、2001年から3年間、毎年のテーマに沿ってそれぞれ5講まで、都民のために開かれてきた講座です。

 この講座3年目、一連の講座の終わりである今年は、『環境問題から考える21世紀の食と農』がテーマでした。
 この環境問題や農業に精通(せいつう)する専門家から、少し難しい話ではありましたが、さまざまなことを知ることができました。
 
第1講:環境問題と食・農の現在 〜食の安全をめぐる複雑(ふくざつ)な構図を解き明かす
第2講:地球環境と農業貿易・国際協力 〜解決のかぎを握るWTO・貧困問題との関係性にせまる
第3講:環境保全型農業の実際と日本の取り組み 〜日本の農業は果たして持続可能なのか?
第4講:食品の安全・環境問題と"リスク・コミュニケーション" 〜21世紀の社会のあり方を問う、市民による科学・リスクの評価とは何か?
第5講:食品の安全行政と消費者 〜安全・安心な食生活を求めて

私たちは第1講と第2講に参加しました。

 ★第1講(2003年11月16日)
講師:生源寺 眞一先生(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)

  5回の講座の最初。約80名ほどの、大学生から70歳代の方まで幅広い年齢での方が参加していました。(私たちが最年少)

講座内容:*日本の農業事情と自給率、食生活
フードシステムフードセキュリティフードセーフティ
*農業と食料、環境の関わり

 ★第2講(2003年11月29日)
講師:古沢 広祐先生(国学院大学経済学部経済ネットワーキング学科教授)
三原 真智人先生(特定非営利活動法人環境修復保全機構理事・東京農業大学地域環境科学部助教授)
  この講座では大学生層が少し増えた感じがしました。人数は前回とあまり変わりありませんでした、

講座内容:*農業貿易、食料・農業の状況
*WTO交渉
循環型(じゅんかんがた)社会、持続的農業政策
*環境修復保全機構の取り組み
  
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