画像―「日本年」「中国年」のロゴマーク
1972年に日中国交が正常化してから30年の節目の年、2002年に日本と中国両国の国民がお互いに理解をより深めることを目的とした記念事業が実施されました。また、中国で実施する事業は「日本年」、日本で実施する事業は「中国年」と名づけられています。
この計画は、2000年10月に中国の主鎔基総理(当時)が日本を訪れたときに日中の首脳間で合意されました。そして、2001年に行われた日本の小泉総理と中国の江沢民国家主席(当時)との会談の場でも、その成功に向けてお互いに協力していくという意見で一致しました。
2002年4月2日に政府要人なども参加し開幕レセプションが行われた「日本年」・「中国年」では、文化的なものだけでなく、経済・社会・科学技術・教育・青少年の交流・ポップカルチャーなど様々な分野で、320を超える事業が行われました。ここでは、その一部を紹介します。
●日中国交正常化30周年記念切手発行 (日本:9月13日、中国:9月20日)
●新京劇「楊貴妃と阿倍仲麻呂」 (8月21日〜9月3日)
●日中の中学生卓球大会 (9月5日)
●チャイナ・フィルハーモニック・オーケストラの日本公演 (9月16日〜23日)
●観世流薪能の中国公演 (9月26日〜29日)
●日中経済フォーラム (10月2日)
●日中友好芸能フェスティバル (10月9日)
●日中共同オペラ「ちゃんちき」 (11月10、12日)
→詳しい催しの内容について