昭和時代 1950年
〜旧ソ連と中国〜

そのころ、世界ではアメリカと旧ソ連の対立、いわゆる「冷戦」が激しさを増しており、毛沢東はアメリカや日本などの脅威に対抗するため、旧ソ連を背後の支えとした安全の保証を望み、1950年には中ソ友好同盟相互援助条約を結びました。そして、1950年に勃発した朝鮮戦争では、アメリカ軍中心で構成される国連軍は韓国側を、中国は北朝鮮を援助しました。