①情人節(バレンタインデー):2月14日
中国のバレンタインデーは、女性が男性にプレゼントをする日本とは違い、男性が女性に贈り物をします。贈るものは様々ですが、香港では男性が女性に花を贈るのが一般的です。中国大陸にはここ十年ほどで広まった新しい習慣です。

②消費者権益日(消費者の日):3月15日
この日は、中国の一般庶民にとって重要な日となっています。新聞などで特集が組まれたり、テレビでも特集番組が放映されたりします。


③愚人節(エイプリルフール):4月1日
中国にもエイプリルフールがあります!これは日本と同じような記念日となっています。

④児童節(こどもの日):6月1日
13才以下の子どもはこの日、一日休みとなります。けれども、親は休みにはなりません。この日を利用して各地では子どもを対象とした行事やイベントが多く開催されます。また、少年宮と呼ばれる小学生を対象とした教育機関でも様々な活動が行われます。

⑤七一建党日(中国共産党設立記念日):7月1日
1921年に中国共産党が設立した事にちなんでいます。正確な共産党成立の日付については様々な説がありますが、習慣としてこの日に定められています。政党が大きな位置を占めている中国独特の記念日といえます。

⑥教師節(教師の日):9月10日
孔子
の誕生日にちなんでつけられています。文化大革命(1966年~76年)の際、教育行政が荒廃してしまったことへの反省を含め、教師の地位向上を目指して設置された記念日です。教師だけ一日休みとなるところもあります。

⑦聖誕節(クリスマス):12月25日
経済的な解放が進んできた中国では、日本のクリスマスと同じようにデパートのクリスマス商戦などが行われ、年々華やかになってきています。街では、あちこちから「ジングルベル」が聞こえてきて、聖誕老人(サンタクロース)の格好をして客よせをする店もあります。また、街路樹や聖誕樹(クリスマスツリー)もライトアップされます。