  その6
Cマークについて
さて前回に”Cマーク”が世界の共通基準となった、という話はしました。では今回はそのCマークについて少し考えたいと思います。まずCマークは注意して見てみるとキャラクターグッズや出版物、最近はホームページにすら使われるほどのもので私たちの身の回りに溢れています。このCマークは、著作者の氏名・著作物の公表年月日とともに、人目に付きやすい適当な場所に表示することにより効果を発揮します。
つまりこのCマークというものは、”これは著作権がありますよ〜”ということを視覚的に訴えるものなんですね。よく”この〜に関するの全ての著作権は〜”という表記がありますが、これもCマークひとつですんでしまうと、とても便利なものなんですね。ですがこれは逆に非常にコンパクトにまとまっているせいか、非常に見落とされがちな面もあります。またほかの表意記号のように著作権そのものを象徴する何かを使っているわけではなく、Cに○を組み合わせただということで、あまり注目されていないこともあります。そのため著作権を明確にしたい場合は念のために、しっかりと表記をしておくほうがいいのかもしれません(猪口)
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