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なぜ飛ぶ?


なぜ飛行機が飛ぶのか。それにはいろいろな理由があります。いろいろな理由が
重なって、はじめて飛行機が飛ぶことが出来るのです。ここで説明するのは
その理由のうちの2つです。主にこの2つの理由によって飛ぶことが出来ます。




理由1:飛行機の重さ

飛行機はとても重いです。ふつうに運行する場合、276.900tになります。(B-747)
これは、人間に比べたらはるかに重いですが、飛行機としては軽いのです。
飛行機の素材には強度があって軽いものが使われているため、飛ぶことが出来ます。




理由2:揚力

飛行機が飛ぶ上で欠かせないものが、この揚力です。揚力には主翼を上に持ち上げる力
つまり飛行機を上に持ち上げる力があるので、飛行機は飛んでいられるのです。
簡単にあらわすと、下の図のようになります。(抗力は考えません。)




飛行機の重さは地球の重力によって当然、下に向かってかかっていて、
それを揚力で支えていると考えられます。青の重力と同じだけ赤の揚力が飛行機を持ち上げているので
上昇も下降もせずに飛びます。エンジンは前に進むための力であって推力と呼びます。緑の矢印です。
見て分かるとおり、エンジンは飛行機を浮かせるための力ではないのです。
ここで、揚力がなくなるとどうなってしまうのでしょうか。
下の図をご覧ください。




このとおり、飛行機の重さを支えるだけの揚力がなくなり、エンジンの推進力で前に進んでも
実際には下向きに大きく引っ張られるのです。



おもにこの2つの理由により、飛行機は飛ぶことが出来るのです。



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