<1、狂牛病>
<2、SARS> <3、鳥インフルエンザ>
ここでは、今話題となっている病気について書いてあります。


1、狂牛病(BSE)


  Q&A



1、狂牛病ってどんな病気?

 正式名称 「牛海綿状脳症」といいます。
牛の脳に穴が開き、海綿のようなスポンジ状になってしまいます。
この病気にかかると、牛が狂ったように見えるため、狂牛病という名前がつけられました。

2、狂牛病はどのように伝染するの?
 狂牛病の病原体である異常プリオンというものは狂牛病に感染した牛の脳、眼球、 脊髄などに含まれることから、このような部位を飼料として牛に与える ことによって感染します。1990年代の始めにイギリスで大流行したときには、感染し た牛の脳、脊髄、リンパ節が十分に加熱処理されずに、いわゆる肉骨粉として栄養価 の高い飼料添加物として与えられたことから感染が広がったと考えられています。こ のような経験を活かし、現在、ヨーロッパの汚染国では牛だけでなく、全ての家畜に 対して肉骨粉の給与が禁止されています。

3、異常プリオンという物質はどのように死滅させるの?
 異常プリオンという蛋白質は、いろいろな処理に対して強い抵抗性を示すため、完全に死滅させることは難しい物質です。科学薬品では、次亜塩素酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、蟻酸などが 有効だといわれています。ホルマリンには強く、ホルマリンで固定された組織片の異常プリオンは高圧滅菌で処理しても死滅しなくなるので大変に厄介な物質です。死体の処理は、完全焼却が最も確実な方法だといわれています。

4、狂牛病はどのような国で発祥しているの?
 ヨーロッパの多くで狂牛病が確認されており、特にイギリスでは2001年10月までに約二万頭もの牛の発生が確認されています。ヨーロッパ以外では、カナダ、フォークラン ド諸島、オマーンでイギリスからの輸入牛での発生が報告されています。最年になっ て、日本、ギリシャ、チェコ共和国で、初めて発生しています。アジアでは初めてと いわれる日本で発生した一頭の牛が、どのような経路で感染したのかについては、今のところ明らかではありません。

5、予防法はありますか?
 ワクチンのような方法で予防することは出来ません。しかし、病原体である異常プリオン蛋白質を含む飼料を絶対に使用しないなどの注意をすれば、予防することがで きると思われます。

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