温故知新
 おんこちしん

使用頻度
意味

 昔のことをよく研究し、それを参考に、今つき当たっている問題や新しいことがらについて考えること。

例文

 温故知新というから、日本の歴史について調べてみよう。

解説


温故知新おんこちしん』は、孔子こうしという人が言った言葉じゃ。

『温』は肉をとろとろになるまで煮詰につめること、『故』とは昔のことという意味じゃ。
つまり、昔のことをじっくりと調べていけば、新しいことを知ることができると言っているのじゃ。

日本では『ふるきをたずねて新しきを知る』といったり、『ふるきを温めて新しきを知る』とも言われておるんじゃ。

英語

 He that would know what shall be must consider what has been.
(何をすべきか知っているであろう彼は、過ぎたことをじっくり考える。)

出典

論語ろんご