破竹の勢い
 はちくのいきおい

使用頻度
意味

 どんどん勝ち進むこと。

例文

 今年のヤンキースは、連戦連勝で破竹の勢いだ。

解説


杜預とよという将軍が、南のの国を攻めたのじゃ。
あっという間に、呉の首都まであと少しのところまで攻めたのじゃ。
しかし、やっぱり出直したほうがいいと思う人もおったのじゃ。

「今、わが軍は勢いに乗っている。
竹をる(やぶる)ようなもので、竹はすこし割ればあとは勝手に割れていくのだ。
このまま勢いに乗って攻め込めば、呉の国を占領せんりょうするなんて簡単だ。」

そう言って、杜預はまっしぐらに呉の首都に攻め込み、首都を攻めおとしたのじゃ。
この話から、どんどん勝ち進むことを、『破竹の勢い』というようになったのじゃ。

英語

 He is ready to leap over nine hedges.(彼は、今にも九つ以上のかべを飛びえそうだ。)

出典

 晋書しんしょ