刎頚の交わり
 ふんけいのまじわり

使用頻度
意味

 たとえその人のためにくびねられても後悔しないほどの親密な関係。

例文

 メロスとセリヌンティウスは刎頚の交わりだ。

解説


ちょうの国の将軍廉頗れんぱと、藺相如りんしょうじょの関係から生まれた言葉じゃ。
はじめ廉頗藺相如のことをよく思っていなかったのじゃ。
廉頗が嫌っていることを知って、藺相如廉頗に会わないよう心がけたのじゃ。
じゃが廉頗は、藺相如も趙の国のことを第一に考えていることを知り
「今までの無礼を許してください。」
と、藺相如に謝って仲直りし、それ以来二人は刎頚の交わりを結んだそうじゃ。

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 完璧かんぺき

出典

 史記しき