助長
 じょちょう

使用頻度
意味

 手助けして伸ばすこと。

例文 間違った薬選びは、病気の悪化を助長する恐れがある。

故事


そうの国の農夫が、苗が生長しないのを悩んでおったのじゃ。
ある日、畑に出ると、苗を助けようと思って、苗を引っ張ってまわったのじゃ。
帰ると「今日は疲れた。苗が生するのを手けしてやった。」と家の人に言ったのじゃ。
おどろいた農夫の息子が畑に行ってみると、苗はみな根が浮いて枯れてしまったのじゃ。

成長を助けるのは難しく、ほったらかしても、成長させようとしてもだめだという意味だったんじゃ。
もともとこのような意味だったのですが、意味が変化して、手助けして伸ばすことを、『助長じょちょう』というようになったのじゃ。

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出典

 孟子もうし