結婚

結婚は、アイヌでは許婚(いいなずけ)が多かったです。
年頃になって、親たちが許婚のことを子供に伝えます。
しかし、もちろん本人たちの意思による恋愛結婚もありました。
結婚がアイヌ世間の中で認められてくるのは、男性では17〜18歳で女性は15〜16歳です。
この頃にはどちらも大人と認められていました。
女性はその証として口に入れ墨をします。

結婚した後は、女性が荷物を持って男性の家へ行きます。
いわゆる嫁入り婚が多かったです。
結婚式はあまり盛大ではありませんでした。
両方の家族が集まって食事をしてその日を過ごす、というような慎ましい形式だったのです。          

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