アイヌ語辞典

○あ行
イヨマンテ〔iyomante〕「熊の霊送り」と訳される。狩で得た熊の子供を親元へ返すための儀式。
イランカラプテ〔irankarapute〕アイヌ語で「こんにちわ」という意味。
オキキリムイ〔okikirimui〕アイヌの間で崇拝されていた文化神のこと。人間の始祖とも考えられている。
オタオロナイ〔otaoronai〕砂の中の川という意味。北海道小樽の地名の由来と考えられている。

○か行
カムイ〔kamui〕アイヌ語で「神様」のこと。梟や沼貝などがカムイであった。
コタン〔kotan〕アイヌ語で「集落」という意味。血縁者で1つの集落を作ることが多かった。
コロポックル〔koropokkuru〕アイヌの間で語り継がれてきた伝説の小人のこと。

○さ行
サケヘ〔sakehe〕ユーカラを謡う際に用いられる音の繰り返しのこと。
サッテェプポロ〔saltuchepuporo〕乾燥した魚が多いという意味。北海道札幌の地名の由来と考えられている。
サパンペ〔sapanpe〕アイヌが何か儀式を執り行う際に頭にかぶる飾り。
シオン〔shion〕本当の名を命名される前につけられる魔よけの名前。主なものがシオンであり、意味は「糞」。
シソ〔shiso〕アイヌ民族が住む家の炉の左側にある場所。出産の時にはここに出産の場が設けられる。
白老〔shiraoi〕北海道で最もアイヌについて学べる土地。復元された村などがある。
シントコ〔sintoko〕行器のこと。

○た行
チセ〔chise〕アイヌ語で「家」という意味。住居のことである。
トマクオマイ〔tomakuomai〕沼にあるマコマイ川という意味。北海道苫小牧の地名に由来と考えられている。

○な行

○は行
ハクチャシ〔hakutyasi〕浅い砦という意味。北海道函館の地名の由来と考えられている。
プ〔pu〕食糧を保存するための倉庫。

○ま行
マタンプシ〔matanpushi〕アイヌ文様刺繍の針巻のこと。アイヌの人々が神に自分の場所を知らせる為、また同時に魔よけの為に頭に巻くものである。
ムックリ〔mukkuri〕アイヌの代表的な楽器。板状の竹に糸が結び付けられている。
モロラン〔mororan〕小さい板という意味。北海道室蘭の地名の由来と考えられている。

○や行
ユーカラ〔yu-kara〕アイヌ民族に伝わる謡。独特のリズムでサケヘと呼ばれる繰り返しを用いて謡った。

○ら行

○わ行
 
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