すると、誰かがうやうしい態度で入ってきました。
若いカワガラスでした。

シマフクロウは家に中へ入れてやりました。
シントコの蓋を叩いてリズムをとりながら、同じように5つと半分の内容を話し始めました。
昼も夜もずっと話し続けますが、若いカワガラスは居眠りをする気配が全くありません

あっという間に時は流れ、話し始めて6日も経ちました。
シマフクロウの5つと半分の内容を聞き終えると、
若いカワガラスは、早速天の神の国へと向かいました。

モドル ススム