症状/治療/原因

角膜炎

角膜炎・角膜潰瘍は、黒目(角膜)に炎症や潰瘍が生じて、痛み、視力低下、流涙などを生じる病気です。角膜の障害が進むと、混濁が残り、視力が障害されることもあります。角膜を傷つけて痛みが続くようなときは、放置せずに、早く治療することが大切です。

 

黒目と呼ばれている角膜は、直径約10mm、中央の厚さ約0.5mmの円形の透明な組織です。「角膜炎」は、角膜に炎症が起こり、激しい目の痛みと視力低下、流涙を引き起こす病気です。

 

 

角膜炎になると、「角膜潰瘍」を起こすことがあります。角膜潰瘍とは、感染その他の原因により、角膜の実質と呼ばれる組織にまで病気が及び、角膜の透明性が失われる病気です。角膜潰瘍は、治癒しても瘢痕(傷あと)が残り、視力障害を起こすことがあるので、早めに眼科医を受診することが大切です。

角膜炎・角膜潰瘍は、さまざまな原因で起こりますが、大きく分けると次の三つに分類することができます。

細菌、真菌(かび)、ウイルスなどに感染して起こる。
「けが」や「鉄粉、砂粒など異物の侵入」によって角膜が傷ついたり、「化学薬品、コンタクトレンズ、紫外線」などの物理・化学的原因で角膜が障害されて、炎症や潰瘍を起こすこともあります。
体質や全身的な病気が原因で、角膜に潰瘍ができることもあります。