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■カーボンナノチューブとは

■カーボンナノチューブの応用

カーボンナノチューブとは(3)

さて、このように、炭素は、結びつきにより性質を変えるという基本事項を踏まえたうえで、さらに、歴史を進めて生きます。1985年に炭素の第3の同素体として、フラーレンが発見されました。このフラーレンは、グラファイトシートが丸まったような、サッカーボール状の形をしています。この、フラーレンも、構造上、ダイヤモンドには劣るもののかなり硬い物質として脚光を浴びていました。

そして、1991年、物理的にフラーレンとは性質が異なるカーボンナノチューブが発見されたのです。この、カーボンナノチューブは、先ほどのグラファイトシートを丸めて、筒状にしたものです。どこが、今までの物質と違うかというと、規則正しく炭素間共有結合で結ばれたグラファイトシートを丸めたものであるから丈夫です。また、ダイヤモンドとの大きく違う点は、ダイヤモンドに比べて、カーボンナノチューブは容易に作ることができるのです(もちろん、それなりには大変ですが・・・)。このカーボンナノチューブが期待されているのは、カーボンナノチューブは、以下のように、グラファイトシートの丸め方や多重度により、様々な性質を持つからです。

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