地震の伝わり方

出所: 地震学入門

地震には、衝撃の波が起こることでゆれる訳です。
そのことをふまえて問題です。

基礎知識/地震の原理/地震波の種類
Q:地震波にはいくつの種類があるか?
A:1種類の地震波 正否・回答
文字にマウスカーソルを合わせるとここに答えが表示されます。
B:2種類の地震波
C:3種類の地震波
D:4種類の地震並





各波の説明

P波(縦波)

正式名称primary wave.
速い速度で伝わり、縦に揺れる波。
つまり、

こういうことです。
発生はS波(横波)と同じだが、
伝導の早さにより先にきます。
地震の「余震」とは、P波のことなのです。
これを感じたら机の下に身を隠すなど、
これから揺れが大きくなる!と思ってください。


S波(横波)

正式名称secondary wave.
P波(縦波)より遅く伝導する波形。
ねじれの運動を行う。
図にあらわすと、

こうなります。
揺れの力が強く、余震が弱いからといって油断は禁物。
さらに表面波で揺れが大きくなったりするので、
揺れが完全におさまるまでは身を守ってください。


表面波

揺れ方にはP波とS波しかありません。
が、地上に伝わった揺れが、地上を伝ってくることがあります。
口で言うと早口言葉になりそうなので、図で書くとこうです。

+P波とS波も伝わってくるので非常に大きい揺れになります。
地震は最後がでかいんです。



考察:
地震を伝える波にも数種類あり、だんだん大きくなるのです。
まだ揺れが小さく、余震と言われるP波の間に気づくことが大事だと感じました。
また、揺れが一旦収まっても「すぐに出るのは危険」という理由でもあると思います。


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