もともと水主火従型といわれる水力発電中心だった日本は、現在の発電方法にどのように変わっていったのでしょうか。まずは下のグラフをみてみましょう。 ![]() 日本の発電の構成から、水力発電はどんどん使用されなくなっています。それにかわって火力発電が増えていきました。そのターニングポイントは1960年代です。これはおそらく高度経済成長に入り、今までよりもっと効率的に電気を生産できるようにしたかったために、場所をとる水力発電は減っていったのだろうと思います。さらに1980年代、水力発電を抜いて栄華を極めた火力発電も衰退して来ました。これは火力発電の原料である石油がオイルショックによって入手しにくくなってしまったため、減ってきたのだと思います。また、1970年ごろから現れてきた原子力発電所が、とても効率的だということで、どんどん国内で作られたことも火力発電所の衰退に影響しているかと思います。 |
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