Studio ついんくる ||タグ解説-Save & Record||

Save & Record

栞の保存や、通過記録の操作といったセーブデータ関連の操作を行うタグです。これらのタグによって、実際のプログラムのセーブデータ関係の使い勝手が変わってきます。

Single tags
記述動作
locksnapshot栞で保存されるサムネイルを固定します。
栞が保存されるとき、サムネイルとして画面のスナップショットが撮られますが、このタグを使えばこの後にunlocksnapshotタグが書かれるまで、このタグが書かれた時点のスナップショットに固定され、そのスナップショットがサムネイルとして使われることになります。
unlocksnapshot 固定されたスナップショットを解除します。
locksnapshotタグで固定されているスナップショットの固定を解除します。locksnapshotタグが書かれた場合、このタグも必ず書く必要があります。
record通過の記録を行います。
現在の位置からみて最後に通過した、栞に保存できるラベルを記録します。戻るときは記録したラベルまで戻りますが、記録されるのはこのタグを書いた後の栞に保存できるラベルを通過したときです。

Need option tags
記述追加記述記述詳細動作
store--栞の動作の有効、無効の設定をします。
-endbled(必須記述)true/false栞の動作を有効にするかどうかを設定します。
trueと設定すると栞の動作は有効になります。falseと設定すると、栞の動作は無効になり、セーブ・ロードをすることができなくなります。このタグでは栞の有効、無効を永久的に設定してしまいます。一時的な設定を行う場合はdisablestoreタグを使用してください。

disablestore--栞の動作の有効、無効の一時的な設定をします。
-storetrue/false栞をはさむ、の一時的な有効、無効を設定します。
trueと設定すると栞をはさむ、つまりセーブ機能が一時的に使用不可能になり、次に栞に保存可能なラベルを通過した時点で再び使用可能になります。falseと設定した場合は、その場で使用可能になります。この追加記述は起動した初期状態ではtrueに設定されていて、栞に保存可能なラベルを通過しない限り、栞をはさむ機能は使用することができません。
-restoretrue/false栞をたどる、の一時的な有効、無効を設定します。
trueと設定すると栞をたどる、つまりロード機能が一時的に使用不可能になり、次に栞に保存可能なラベルを通過した時点で再び使用可能になります。falseと設定した場合は、その場で使用可能になります。この追加記述は書かない場合、初期でfalseに設定されています。

save--栞の保存(データセーブ)に関する設定をします。メニューバーの栞をはさむを選んだときも同じ動作をします。
-place任意数値(0〜)保存する栞の番号を指定します。
0以上の任意数値で保存する栞の番号を指定します。この追加記述を書かない場合、0番が指定されたことになります。
-asktrue/false栞を保存するかどうかの確認をするかを設定します。
trueと設定した場合、栞を保存するかどうかの確認が行われます。その確認でいいえを選んだ場合は動作がそのまま実行されます。falseと設定した場合は、保存するかの確認は無くそのまま保存されます。この追加記述を書かない場合、falseと設定されたことになります。

load--栞の読み込み(データロード)に関する設定をします。メニューバーの栞をたどるを選んだときも同じ動作をします。
-place任意数値(0〜)読み込みをする栞の番号を指定します。
0以上の任意数値で読み込みをする栞の番号を指定します。この追加記述を書かない場合、0番が指定されたことになります。
-asktrue/false栞を読み込むかどうかの確認をするかを設定します。
trueと設定した場合、栞を読み込むかどうかの確認が行われます。その確認でいいえを選んだ場合は動作がそのまま実行されます。falseと設定した場合は、読み込むかの確認は無くそのまま読み込まれます。この追加記述を書かない場合、falseと設定されたことになります。

copybookmark--栞のコピーをする設定をします。
-from(必須記述)任意数値(0〜)コピーしたい元の栞を指定します。
コピーを行うときの元となる栞の番号を指定します。この追加記述を書かない場合、0番が指定されたことになります。
-to(必須記述)任意数値(0〜)コピーさせたいコピー先の栞を指定します。
コピーを行うときのコピー先となる栞の番号を指定します。この追加記述を書かない場合、0番が指定されたことになります。

erasebookmark--栞のデータ消去に関する設定をします。
-place任意数値(0〜)消去する栞を指定します。
データの消去をしたい栞の番号を指定します。ここで指定した栞のデータは消去され、状態は"未設定"となります。また、この追加記述を書かない場合、0番が指定されたことになります。

tempsave--現在の情報をメモリ上の栞にセーブします。
-place任意数値(0〜)状態を保存するメモリ上の栞を指定します。
状態を保存したいメモリ上の栞の番号を指定します。0または0以上の整数ならなんでもよく、個数にも制限はありません。この追加記述を書かない場合、0番が指定されたことになります。なお、ここで保存する栞はメモリ上の栞であり、状態のみを保存しファイルの栞とは関係がありません。

tempload--情報をメモリ上の栞から読み込みます。
-place任意数値(0〜)状態を読み込むメモリ上の栞を指定します。
tempsaveタグで状態を保存した栞の番号を指定します。
-setrue/false効果音の情報を読み込むかどうかを設定します。
trueと設定すると、placeの追加記述で指定した栞から効果音の状態も読み込みます。falseと設定すると効果音の状態を読み込まず、現在の効果音が再生され続けます。この追加記述を書かない場合はtrueと設定されたことになります。
-bgmtrue/falseBGMの情報を読み込むかどうかを設定します。
trueと設定すると、placeの追加記述で指定した栞からBGMの状態も読み込みます。falseと設定するとBGMの状態を読み込まず、現在のBGMが再生され続けます。この追加記述を書かない場合はtrueと設定されたことになります。
-backlaytrue/false読み込んだ前景レイヤを背景レイヤとして読み込むかを設定します。
trueと設定すると、placeの追加記述で指定した栞に前景レイヤとして保存されていた状態を、現在の背景レイヤとして読み込みます。falseと設定した場合は読み込まれません。なお、この追加記述を書かない場合は、falseと設定されたことになります。

goback--メニューバーから前に戻るを選択したときと同様の動作を行います。
-asktrue/false前に戻る確認を行うかどうかを設定します。
trueと設定した場合、前に戻るかどうかの確認を行います。ここでいいえを選択した場合、前に戻らず動作を継続します。falseと設定した場合、確認を行わずに前に戻るの動作を行います。なお、この追加記述を書かない場合、falseと設定されたことになります。

gotostart--メニューバーから最初に戻るを選択したときと同様の動作を行います。
-asktrue/false最初に戻る確認を行うかどうかを設定します。
startanchorタグで設定した場所へ戻ります。trueと設定した場合、最初に戻るかどうかの確認を行います。ここでいいえを選択した場合、最初に戻らず動作を継続します。falseと設定した場合、確認を行わずに最初に戻るの動作を行います。なお、この追加記述を書かない場合、falseと設定されたことになります。

startanchor--最初に戻る機能の有効、無効を設定します。
-endbledtrue/false最初に戻る機能を有効にするかと、その場所を指定します。
このタグは、栞として記録可能なラベルの直後に書いてください。trueと設定した場合、このタグの直前の記録可能なラベルを最初に戻る機能の戻り地点として設定し、最初に戻る機能が有効になります。falseと設定した場合、最初に戻る機能は無効になります。この追加記述を書かない場合、trueと設定されたことになり、有効になります。なお、gotostartタグの有効、無効もこのタグで決定します。

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