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ごぼうの歴史


ごぼうの原種とみなされる野生種は、ヨーロッパから中国東北地方のキク科の野菜だと
言われています。
原産地はユーラシア大陸北部、ヨーロッパから中国にかけてで、日本には、
千数百年前の古墳時代から平安時代に中国から薬草として伝えられたとされています。
また、平安時代末期の宮廷の献立に記されています。江戸時代には品種改良も進み、
ごぼうは野菜として栽培されるようになりました。日本では様々に調理されていますが、
ごぼうを食べているのは日本と台湾くらいで、中国では主に漢方薬として使われています。
長い直根は、品種によっては1.5mにも達します。