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じゃがいもの歴史


じゃがいもは南アメリカのアンデス地方中部が原産地です。
16世紀にヨーロッパに伝わり、寒冷地を中心に世界中に広まりました。
日本へは江戸時代の初めにジャカトラ(インドネシアのジャカルタ)からオランダ船によって
伝えられたため「ジャガタライモ」と呼ばれました。
はじめのうちは花を楽しむ観賞用として珍しがられていました。
江戸時代に高野長英という蘭学者が飢饉の役に立つと目をつけ、栽培されるようになりました。
明治時代になると、蝦夷(北海道)の開拓が行われ広く栽培されるようになりました。
スーパーで並んでいるのは、主に男爵いもとメークイン種類です。
男爵いもは、明治時代に川田男爵という人が導入したことから名付けられました。
一方、メークインは大正時代に導入され、全国へは昭和30年代に広まりました。