食べる!について 〜根菜類〜
にんじん
煮物や漬物によく使われていました。最近は肉料理などの付け合せや
カレー・シチュー・サラダに入れられます。また、生でも食べることもでき、
葉の部分も、パセリのように食べられます。
繊維質が少なく、肉質がやわらかで甘味も多い西洋種はサラダやシチューに、
肉質のしまりが良く赤味の濃い東洋種は、きんぴらや煮しめなどの料理に向いています。
じゃがいも
男爵いもはデンプン質が多く、ホクホクしていて、粉ふきいもやコロッケ、マッシュポテトなどに
向いています。メークインは、形は長めの卵形でくぼみが浅くツルンとしていて、
デコボコが少ない上に、きめが細かく煮くずれしにくいので、カレーやシチューなどの
煮込み料理に適しています。
じゃがいもは体内の酸化を防ぐアルカリ性食品なので、肉や魚などの酸性食品の
付け合せに最適です。
大根
元禄時代にはそばが広まったため、薬味としての辛味大根が盛んに栽培されていました。
また、切干や葉を干してご飯にくわえるなどされていました。
江戸時代に品種改良が進みました。
以来、煮物、みそ汁の実、なます、大根おろし、たくあんなどにして食べられています。
里芋
煮物や汁物のほかに芋煮会やお月見の衣かつぎなど、伝統行事の料理に使われます。
親芋、子芋、孫芋と増えるので縁起がよいとされ、正月のおせち料理や雑煮には
欠かせません。
ごぼう
お正月のおせち料理にごぼうの煮しめが食べられていました。
きんぴらごぼうは油を使ったちょっと上等の料理方法でした。
最近ではゆでてサラダにする、牛肉でまくなどの洋風のおかずにも
よく使われるようになりました。