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           ⇒うどんの原料はどうなのだろう?


そばの成分


そばの原料はそばの実からできるそば粉です。そばの実の約70%が炭水化物です。
米や麦よりも消化されやすいと言われています。そばは他の穀類に比べて質の良い
タンパク質がご飯やうどんの2倍近く含まれています。他にもビタミンB1,ビタミンB2,
血管を丈夫にするルチンや食物繊維も多く含まれています。栄養があるそばはアレルギーを
おこす食品でもありますので、注意が必要です。
今、そば(植物)は日本のほとんどの都道府県(沖縄や他数県以外)で栽培されています。
他に穀物に比べて種まきから収穫までの期間が2か月半ほどと短く、やせた土地でも
栽培できるので、昔から飢饉に備えて栽培している所が多くありました。
今、そばが最も多く生産されているのは北海道で、日本全国の約2分の1が作られています。
2位は、昔大きな火山が噴火して県全体が火山灰の地層で覆われている鹿児島県で、
気候も涼しい鉱山地方が多く、そばの栽培に向いているようです。