食べる!について 〜寿司〜
寿司は行事やお祝いのときに家で作って食べられていました。正月、ひなまつり、お盆、
夏まつり、稲刈り、秋まつりなどの年中行事やしばい見物、お花見、お客さんが来た時、
上棟式などに食べられていました。また、人生の節目である節句や七五三、結婚式、
仏事などで食べられていました。日本の各地で作り方や材料が工夫され、今も地方に
よって様々な寿司があります。
これに対し、江戸前寿司は屋台の台に並んだにぎり寿司を手でつまんで食べるという
スタイルで、仕事が終わった後やお酒を飲んだ後に男の人がちょっと食べました。
今のにぎり寿司の3〜4倍の大きさで、それを3〜4個食べていたようです。